こんにちは、株式会社エナジー代表の立花真由美です。

私は大阪市福島区にて、セレクトショップ「aloha」をはじめ、複数の店舗を経営しています。

先日「経営者の悩みの大半は人間関係」という記事を目にしました。
今回は人間関係における悩みを、自分の中でどのように整理していくかについてお話しします。

日々の小さな出来事から学び自分の成長の糧にする

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皆さんはどんな人間関係の悩みを抱えていますか?

私もこれまで人間関係に悩みながら生きてきました。
そしてすべての経験を自分の糧としてきました。

もちろん、理不尽なことも中にはあります。
自分に非がなくても辛い体験をすることもある。
だからこそ、自分の糧にするにはどうしたらいいかを考えるのです。

「こんな体験、糧にならない」ではなく、するのです。
糧にすると決めて、どうしたらそうなるのかを考えるのです。

例えば、上司と一緒に営業をかけている会社があるとしましょう。

ある日、打ち合わせの予定が入っていたのに上司が忘れて営業に出てしまいました。
上司がいないと知った相手の企業の方は激怒し「何故、上司の予定も把握していないんだ」と怒鳴ってきました。
「自分は覚えていたのに!」「上司の予定なんて把握しているわけない!」と思うかもしれません。

気持ちはとても分かります。
ただ、悲しい感情だけで終わらせてしまうのはもったいないことです。

次に打ち合わせが入ったら、周りが予定を忘れないような工夫をしてみましょう。
私が起業したての頃は、予定のある前日と当日に関係者全員へリマインドメールを送っていました。
そうすれば、予定を忘れる人が減るだろうと思って。

もし逆に私がしてもらったら、気遣いが細かい素敵な人だと思います。
周りがミスをしないように工夫するだけで、周囲の人から受けるあなたの評価は変わるでしょう。

どんな小さなことからでも学び、自分を成長させる大切さは、尊敬する経営者の方から教えていただいた自分のモットーの1つです。

他者に依存することなく、自立して人生を生きるということ

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当然ですが、人を自分の都合よく操ることは不可能です。
相手が「してくれなかったから」「こういうことをしたから」という、自分ではどうしようもないことに目を向けても、時間ばかりが過ぎていくだけです。

例えば、仕事が終わらず勤務後の予定を変更しないといけないとします。
そんなとき「誰かが手伝ってくれていたら」と思うこともあるでしょう。
しかし自分に任せられた仕事を責任をもって全う出来る人を、私は自立していると思っています。

どうしたら時間内に仕事を片付けることができるのかを考え、努力し続ける姿に人は信頼を寄せ「この人の力になりたい」と思うのではないでしょうか。

何かをする場合には責任が伴いますが、自分の目標に対して自分で行動し続けることを決めれば、選択肢は無限に増え、とても自由になれます。

自分の人生をきちんと歩くからこそ、依存することなく誰かと協力し合って未来を作っていけるはず。

株式会社エナジーを立ち上げて気づいた、今までの経験に無駄なものは1つもないということ

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人は誰かと共に生きていく生き物です。
そのため、人間関係の悩みは人生で避けては通れない問題と言えるでしょう。
だからといって、それに振り回されてしまうのはもったいないことです。

悩むなというのは難しい話ですが「相手は自分に人間関係における大切なことを教えてくれているのだ」という風に視点を変えてみませんか?

例えば、恋人と別れることになったとしましょう。
一見すると、一緒にいた人と離れるのは悲しいことだと思いますよね。

けれど、別れを通して自分の課題を知り、成長するきっかけになることもあります。

別れの理由が「依存心が強く相手が重いと感じるようになった」だったと仮定します。
「相手のことが好きだから依存してしまうんだ。依存心の強い自分を受け入れてくれる人を探そう」という人もいるでしょう。

それも悪いことではありません。
ありのままを受け入れてもらうのも素敵なことです。

一方で「依存心が強い」というフィードバックから、自分の人生について改めて考えるきっかけとする人もいるでしょう。

そして自分の言動や生活を見直し、新しい恋愛をしたり仕事や趣味に力を注いだりすることで人生を変えるというパターンもあると思います。

私ならもらった言葉を人間関係における糧にして、より良い人生にする努力をします。

このように偉そうなことを書いていますが、昔から前向きだったわけではありません。
株式会社エナジーの代表になる前の、二児の母の立花真由美として生きていた時も多くの悩みを持っていました。

大切に思っている方とのご縁が途絶えると、自分を責めたこともあったように記憶しています。

経営者になると決め、出会いと別れの数は格段に増えました。

人間ですから傷つくことも悲しくて堪らないこともあったのは事実です。
けれど、感情が揺さぶられて終わるだけではもったいないと思うようになりました。

私は心を尽くして関わった相手が離れていく度に、自分の人との関わり方や仕事の基準などを見つめ直すようにしています。

出会いと別れの経験をしていく中で、過去の自罰的な思考と比べると自分も変化したのだなと実感します。
今後も悩みを経験・糧として消化し続けることで、株式会社エナジーを通してお客様とスタッフの笑顔を増やし続けます。